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みなさんごきげんよう。オーウェンです

夏休みの宿題と言えば、読書感想文ですね

ということで「コンテンツの秘密 ぼくがジブリで考えたこと」(著・川上量生)の読書感想文でーす
著者の川上量生さんは、ドワンゴの社長などをしていらっしゃいます。詳細はwikiでもみてください。

スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーのもとで弟子入りし、ジブリで考えたことを言わば卒論として書いたのが本書です。

第1章では「コンテンツ」の定義をまとめ、アニメ制作現場でよく使われる「情報量」について著者の考え方が述べられています。

第2章では「コンテンツ」を作っているクリエイターがどんな情報処理をしているのかを論じています。

第3章では「コンテンツ」が増えすぎている現代で、どのようにクリエイターが差別化しているのか戦略について

最終章の4章では天才クリエイターとは?オリジナリティとはなにかについて書かれています。

恐らくジブリが好きな人は惹かれるタイトルだと思いますが、そのような期待には応えてくれていると思います。

「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」が好きな人は間違いなく楽しめるでしょう。

例えばジブリのフィルムコミックスってありますよね。映画のカットを並べて漫画にしているものです。

あれはただ単にカットを並べているだけなのかなと思っていましたが、実は宮崎作品のフィルムコミックスは監督自らが指定している同じ人なのです。

そのような事例からコンテンツとは?クリエイターとは?を語っています。

また川上さんが接してきたクリエイターたちのこだわりやコンテンツの作り方が紹介されていて、それもとても興味深いです。

例えばジブリの予告編はどのように作っているかや庵野秀明がアニメにおいて80%を占めるといった要素は何かといった話が載っています。

ぼくが一番腑に落ちたのは、コンテンツの定義です。

川上さんはアリストテレスまでさかのぼって考え、

「コンテンツとは現実の模倣=シミュレーションである」

というのがとりあえずの結論として書かれています。

なぜドラマや漫画やアニメや小説や映画などなどを見るのかというと、人生のシミュレーションをしているということなんですねぇ

今までそのようなことを特にロジックもなく言っていましたが、これからは「地球がピンチに陥った時に地球を助けるために予行演習に行ってるんだ!」と言えそうです

まだ課題などあるのでちょっと雑な感想文になってしまいましたが、

かなり面白いと思います。なるほどねーという箇所が何箇所もありました。

また個人的にですが、iPhoneのkindleのアプリで電子書籍を初めてガッツリ読んだんですけど、これは使えますね!

まだ使い慣れてなかったり、使いにくかったりする面がありますが、kindleって良いなって思いましたよ。

ということで何かしらのコンテンツを作っている人、特にアニメやジブリの創作について知りたい人は読んで損はないかと思います。

みなさんブログ書きましょー!

というか僕もこれから他の人が書いた記事を見てみます!笑
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