先日、「おおかみこどもの雨と雪」を見ました。
家では録画済みだったのですが、見ていなかったのでちょうどいい機会でした^^;
「時をかける少女」、「サマーウォーズ」もかなり良い作品だったのですが、
それ以上に良かったなと感じました。
その理由の1つとして"家族"をテーマにしていたことが挙げられます。
さらに、サマーウォーズと違い、現実味がある。
ここが大きなポイントなのではないでしょうか?
オオカミ男が存在するが、それ以外は現実世界と何ら変わりはない。
その中でどうやってオオカミこどもであることを隠して生きていくか?
この「どうやって?」の部分に焦点を当てたところが気に入りました。
出産から子供が中学生になるまでの長いスパンを描いたことで、
オオカミこどもの"成長"の様子をしっかりと感じることができました。
特に弟の雨と姉の雪が「オオカミと人間」の生き方を選択していくシーンは印象的でした。
母親の花の子供に対する苦悩もいいですね^^
できれば"その後"のお話があれば良かったなと感じますが、
そうすると映画的にしまりの悪い作品になってしまいそうなのがジレンマです。
細田守さん。次回作も期待してます!
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