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こんにちは苺です。
先週末に二度素晴らしいアニメーターの方とお会いする機会がありました。
ためになることを幾つか仰っていたので共有しましょう。

①「絵がうまければいいんじゃないですかね」
僕が参加したその会では学生や新人のアニメーターさんが企画や絵などを持ちより
ブラッシュアップをしていくというのが主な活動です。
春からアニメーターになる方がそのベテランアニメーターさんに卒業制作アニメを
お見せし「どうすればこのカットはかっこよくなりますかね?何か方法が
あったら教えてください。」という質問をしました。
それに対する答えが「絵がうまければいいんじゃないですかね?」
というもの。「絵がうまければかっこよく見えます。」とのことです。
僕も頑張ろうと思います。

②何を描いてるのか
これはオーウェン社長と行った講演会です。
ハウルの動く城の作画監督の稲村武志さんという方のお話を聞いてきました。
稲村さんが絵に関して仰っていたことを僕なりにまとめると、
「何を描いてるのか」
を意識すること。
線をぐちゃぐちゃに描いただけでも人間は頭の中のイメージを取り出して
絵として見ることができるそうです。描き手は本物を意識して、見た人が
イメージを取り出しやすいように再構成する必要がある。
高畑勲さんが「絵には二種類ある」と仰っていました。
「それは本物にとって変わる絵と、本物が裏にいる絵だ。」
例えばヨーロッパ美術の肖像画は「本物にとって変わる絵」。
小さい子どもの描いた犬の落書きが「本物が裏にいる絵」。
アニメで大事なのはむしろ後者なのではないでしょうか。

それから近藤勝也さんの金言も伝えきくことができました。
「今鉛筆の先があるそこは何か?」
それを考えて描けば形は出来上がるそうです。

以上です。
プロの言葉は重みが違いますね。
でもきっと…
彼らも僕らと同じところにいたときがあったのではないでしょうか。
アニメーターさんの台詞は文章にするに当たって言葉をかなり変えてますが言いたいことは同じ
はずです。
僕ももっと絵を上手くなりたい。
絵画教室で先生が僕の絵に手を入れたあの瞬間の
「今、自分は魔術を見た!」
という感動をいまでも覚えています。苺
2014/01/30(木) 15:39 いちごの部屋♡ PERMALINK COM(0)
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