携帯電話の話です。ガラケーからiPhone6にしました。ちょっとだけ泣きました。ずっと使っていたものを手放すのは寂しいものですが、やっぱりスマートフォンは便利だなぁと感動しながら日々を過ごしております。
さて、iPhoneを買ったときに「1ヶ月は無料だから」と業界で噂のNetflixに登録させられました。というわけで今回はNetflixで見た映画と普通にTSUTAYAで借りたアニメの感想を一言ずつ書いていきたいと思います。ネタバレがあるかもしれません。
太字は「おもしろい……かも」、
下線付きは「おもしろい(人に「どうだった?」ときかれて「おもしろかったよ!」と答える作品)」、
オレンジは「とてもおもしろい(心に響いた作品)」、
パープルは「最高におもしろい(僕の人生に影響しているかもしれない作品)」
※僕が
みたもの一覧で使っている表記↑です。今回から
パープルを追加しました。以前の分にも反映させています。
「アリーテ姫」(2001,片渕須直)
想像(創造)力! 普遍のテーマですよね。
「イノセンス」(2004,押井守)
攻殻機動隊の続編と知らずに見ました。攻殻機動隊は見たことありません。全然わかりませんでした。このタイトルを付けたプロデューサーの狡猾さは素晴らしいですね。ジブリの鈴木さんらしいです。
「
ジーニアス・パーティ」(2007, 福島敦子/河森正治/木村真二/福山庸治/二村秀樹/湯浅政明/渡辺信一郎)
STUDIO4℃すごい。うん、すごい! 渡辺信一郎さんの「BABY BLUE」がお気に入り。この監督は「学校なんて爆発しちゃえばいい!」を実際にやってみちゃうお方です。僕は好きです。湯浅政明さんの作品もかわいくていい。
「河童のクゥと夏休み」(2007,原恵一)
龍が出てくるシーンがよかった。(「百日紅」と同じ感想)
「ジーニアス・パーティ・ビヨンド」(2008,前田真宏/中澤一登/大平晋也/田中達之/森本晃司)
前作はエンタメ志向なものとアート的なものが良い感じに混ざっていて見ていられたけど今作は少し退屈でした。
「
劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ」(2013,若林漢二)
お金のための蛇足には違いないけど、一定の質は維持していると思いました。普通におもしろいです。テレビ版を見てからどうぞ。
「
リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード」(吉成曜)
映画館で観ればよかったと後悔しました。非の打ち所がないのは素晴らしいけど、心を打つものもないのが惜しい。ビジュアルは完璧です。100点満点です。
「羅生門」(1950,黒澤明)
同時代の他の作品と比較して良いということはわからないでもないですが、現代っ子が楽しむには少々退屈。今ではもうお勉強のための映画です。
「
ローマの休日」(1953,ウィリアム・ワイラー)
オードリー・ヘプバーンが可愛い。ヒロイン映画はヒロインが命なのは言うまでもありませんが、彼女に文句を付けられる人はいないでしょう。話もおもしろい。
「二十四の瞳」(1954,木下惠介)
悲しいお話です。
「時計仕掛けのオレンジ」(1971,スタンリー・キューブリック)
前半で嫌悪感を抱かせて後半では同情させる。おもしろいですね。
「
幸福の黄色いハンカチ」(1977,山田洋次)
桃井かおりさんの声と演技がとても好きです。
「未知との遭遇」(1977,スティーヴン・スピルバーグ)
よくわかりませんでした。家の壁にマーガレット・キーンの絵がかかっていたような。日本で言うところのラッセンのパズル的な感じなのでしょうか。
「
ビューティフル・マインド」(2001,ロン・ハワード)
数学者ってすごくかっこいいと思います。
「
スラムドッグ$ミリオネア」[吹替](2008,ダニー・ボイル)
因果応報。兄ちゃんよ、安らかに眠れ。
「
ソーシャル・ネットワーク」[吹替](2010,デヴィッド・フィンチャー)
おもしろい!
主人公がフラれるところから始まる王道の開幕。 でもこんなに気持ちの良い別れのシーンはなかなかありません。早口だからかすこぶるテンポが良い。ユーモアもたっぷり!
マーク・ザッカーバーグが何を狙ってフェイスブックを作ったのかを語るシーンは、僕らが無意識にSNSに求めているものを見透かされるようでこそばゆいです。しかし(ラストシーンにも関わりますが)彼はその欲求を否定しているわけではないという描写がされていて、そこにも好感を持てます。
「ビューティフル・マインド」でも思いましたが、とてつもなく頭がいい人たちが全力でバカなことに取り組む姿は愉快で楽しいですよね! キャラも素晴らしい!
現実のマーク・ザッカーバーグさんは生きているし話の落とし所はどこに持っていくんだろうと気になって見ていましたが「なるほどそうきたか」
そういうの大好きだ!(どこにも出口のない〜日々が〜♪)
本来なら下線太字くらいでオレンジにはしないのですが、切ないお話が好きな僕を切なさなしのユーモアのみでここまで感動させた、ということに感動しました。始終ニヤニヤしていました。オレンジです。
……切なさはないと書きましたがやっぱり、切ない映画と言えば切ない映画です笑
ちなみに現実のマーク・ザッカーバーグさんにはずーっと交際を続けていた今の奥さんがいたようですよ。
「
ヒックとドラゴン」[吹替](2010,ディーン・デュボア、 クリス・サンダース)
愉快! 爽快! おもしろい! ナルガクルガを切れなくなります!
「アーティスト」(2011,ミシェル・アザナヴィシウス)
僕はまだまだギラギラの若者なので古いものを真似て作ったものを新しいなんて言ったりはしません。
「her/世界でひとつの彼女」[吹替](2013,スパイク・ジョーンズ)
テーマは好きですけど、日本人の感性とはちょっと合わない気がしました。ネイティブが日本語なら吹替えでヘッドホンをして見るのがおすすめです。
以下TSUTAYAレンタル
「
クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険」(1996,本郷みつる)
小さいころから何度も見ていますが、今でもたまーに見たくなります。世界観とデザインにワクワクごころをくすぐられます。クレイジーな感じも愉快。「変だ変だよヘンダーランド~♪」とか「スゲーナ・スゴイデス!」とか、語感の良いキャッチーな言葉や歌が多用されていてとても楽しい。口ずさみたくなるしトランプを構えたくなる。小さいころを思い出します。
名刺のカットで吹き出しました。
「
マインド・ゲーム」(2004,湯浅政明)
芸人さんたちの演技が上手くて驚きました。クライマックスが素晴らしい! Netflixで配信していると気付いたのはレンタルした後。特典映像が入っていたから気にしない気にしない。
「
カイバ」(2008,湯浅政明)
WOWOWで放送されたテレビアニメです。ファンタジーSFサスペンスラブストーリーです。何が何だかわかりませんね。僕もわかりません。
僕が今まで見たアニメ、というか創作物の中で1番感動しました。字義通り、最高におもしろい。
ここに感想は書きません。聞きたかったら会って話しましょう。おすすめもしません。つまらなかったと言われるのがこわいからです。
「嫌だからよ!」
ヒロインがクライマックスで言う印象深い台詞です。
傑作です。
以上22本でした。Netflixは字幕が微妙でした。翻訳のことはよくわかりませんが、なんか読みづらかった気がします。「フィールズ賞」(ちょっとでも数学に興味がある人なら誰でも知っている賞)が「フィールド賞」になっていました。忘れたので書けませんが、他にも用語の誤表記があったと思います。訳者が日本人じゃなかったり映画の翻訳になれていなかったりするのかもしれませんね。
ちなみにパープルにしているテレビアニメはとらドラ、クラナド、カイバの3本だけですが、これら全部2008年に放送されていたアニメだからちょっと不思議。リアルタイムで見ていたのはとらドラだけですが……。
今回はこれで終わりです。ばいばい!
素敵な作品に出逢うと人生が豊かになったような気がします。
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