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あけましておめでとうございます。
秋から部長のおかめです。
部長職を全うできる自信は皆無ですが楽しくやっていきたいなあと思います!
今年も新映像文化研究会ShinEをどうぞよろしくお願いします。
元旦にブログを書く、ブログはじめですね。


そういえば昨年はShinEと映画研究会の合同忘年クリフマス会を敢行致しました。
部員寄贈のこたつ(Sさんありがとうございます…)で温まり、部室で鍋をつつきながらのグレムリン2(プロジェクター実装)…素敵だ……。
大きめの音量でホームシアターのような画面で映画を見れる環境がととのってからの最初の上映会でもありました。
これからもバンバン上映会やって、意見交換していきたいですね!
あと、闇鍋は毎年恒例にしましょう意外とおもしろかったので、部長命令です。
我々の闇鍋は!オイシイをモットーに!ぐつぐつ煮込むので、今年度の闇鍋に参加する方はくれぐれもハリボーは入れないようにしましょう。


さてはて、わたくし、2017年はもっと映画館に行こう!と心に決め、昨年の暮れに助走のためにとある映画を見て参りまして。
それすなはち、
「ドント・ブリーズ:Don't Breath」
なのです。
年始に観なくてよかった…。
この手の映画をあまり観ることのない私はもう、絶句でした。ホラー系かと思いきや、グロテスクな表現も少々あり、内容的にもよくなんにも引っ掛けませんでしたね映倫さん。後半のストーリーパートの胸糞悪さといったら…。R12とかくらいつけるべきですね!まったくまったく。
個人的には、あの終わり方は好きじゃなかったですね。謎に満ちたまま、綺麗に終わって欲しかったなあと。
知らぬが仏という言葉をこの映画に送ることにします。
興味のある方はぜひ映画館で!!!何だかんだおもしろかったよ!特に作中の暗闇になるシーンの臨場感は半端じゃないよ!!
(カップルで行くのはオススメしません。)


こんな感じでゆるーく脈絡のない感想を発信したり、制作ね、映像作品なんか制作できればなあと思っている次第であります。
2017年は今までになく活発に活動していくぞ!
本年もインカレサークル新映像文化研究会ShinEを何卒よろしくお願いいたします。
社員も引き続き募集しておりますゆえ!


おかめ


2017/01/01(日) 14:04 未分類 PERMALINK COM(0)

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おはようございます。1年半ぶりの投稿になります、おかめです。
最近忙しくて半幽霊部員になりつつあります、悲しけれ、すみません。

学芸大学で1番時間があるのは2年生、ということで、この夏はいろいろなところに行きました。旅行件研修に岩手に、自動車の免許を取りに山形に。夏の東北は好きだなあ、東北の人はみんなおおらかで、東京みたいにせかせか生きてない気がする。冬は雪と寒さで嫌になっちゃうんだろうけどね。
あと、三重にも行きました。お伊勢参りしたり水族館見に行ったり。鎌倉に観光にも行ったし、フォーリミの目覚ましライブ見に行ったし、シーパラ行ったし、などなど挙げたらキリがなかったのでやめます。

そんな中ついに!先日!「君の名は。」を見に行ってきましたよ、やっとやっと。なんでこんなに巷で流行ったのかはさっぱりわからないですね、どっから話題が湧いたのか不思議です。今まであんまり知られてなかったのに、監督の名前とか。

ストーリーの感想としては、いやこれはよく出来たお話だなあって感じでした。そーんなに泣けはしなかったかしら、静かになったシーンで泣いている人多数でしたけど…。突っ込みどころがそんなになかったです、天体が出てきた割にはですけど笑 宇宙とか、ロボットとか、戦闘機とか、言の葉の庭には全く出てこなかったから、今回のポスターとか見た時に、あっ!て、思いました。けど、なんだかんだ今回は結局ファンタジーというか、そういう路線に落とし込めていたのであまり気にせず観れたかな?彗星をやたら押していることとか、なんでヒロインがああいうお家柄に生まれた設定なのかとか、全然気にならなかったですね、鑑賞中は。相変わらず後からはっとするストーリー展開だったので、見ていてハラハラドキドキ。ストーリーが読めたところは早くしろおら!くらいの気持ちでしたね笑

映像に関しては、やはり背景がとてもとても綺麗だなあと言われてますし、わたしもこりゃたまげてました。けどよく良く考えたらそれってジブリも同じだな、とかね。今日どんぐり共和国に行った時にアートブックをチラ見して思いました。千と千尋がいかに手の込んだ作品だったか思い返しました。ジブリなあ、今度全部見返したいなあ。時間が無いんじゃなくてスケジュール管理がアホなんですよね。

あとは、その、絵の雰囲気が、大衆向けにずいぶん柔らかくなりましたよね、特に言の葉の庭くらいからのは作画監督も立って、絵柄が揺れることなく安定してた印象がありました。前のも嫌いじゃなかったし、監督らしさが出てて面白かったのでちょっとさみしいですけど…

総合すると、とても作り込まれた面白い作品でした、二時間近くの大作だったので見ていて少々疲れはしたけれど、それもまた一興でした。ただやはり、なんでこれが流行っているのかはわからないなあ…?そんなに大衆受けするストーリーだったかしら…うーん。前前前世の長いPVって揶揄されてる話を聞きますが、私はそんなこと微塵も思わなかったです、RADWIMPSも新海作品も好きですけれど。そんな感じです。アニメは作る側の苦労を考えようとするときりがないなあ…


ここまで書いて、なんか高圧的だな?って思ったら、文章に倒置法を多用しすぎているだけでした。思ったことをそのまま打っているのであとからどんどん付け足しちゃうんですね…英国に移住しようかしら。


新海監督といえば、これも観ました、「星を追う子ども」。……同じ監督が作ったとは思えなかったです。以上です。



そんな感じです。ブログというよりはメモみたいになっちゃったな、相変わらずちゃらんぽらんしてます、申し訳ないです。
おやすみなさい。
2016/10/03(月) 23:22 未分類 PERMALINK COM(0)
こんばんは。宮崎です
私の趣味はずばりEテレ(しかない)ですので今回は子供番組をいくつか紹介します。

HOOK BOOK ROW(2011~2015)
20161002-001046.jpg

クインテットの後継番組としてスタートしたフックブックローは、フクブクロ商店街にある古い本屋さん「日々はんせい堂」を舞台とする、歌手を夢見るフリーターの傑作くん(写真中央)、店主のもくじぃ、その孫娘のしおりちゃん、、そのしおりちゃんの大ファンであり現在5浪目のゴージ・ダツジ、ねこのリリックちゃんたちのストーリーです。

そしてなんといってもこの番組の魅力は、、「」なのです!
登場人物は全員ギターやフルート、ドラムやサックス・・・楽器の演奏ができる(設定!でも傑作君はほんとに弾きます)んですね。なのでほとんどの曲は自分たちで演奏してしまいます。
そんでもって、全員歌うと。豪華すぎる。だって実質10人分のパートがありますからね。素直で優しい声の傑作くん、澄み切った美声のしおりちゃん、ゴージダツジの一体感、、と歌う人演奏する人が次々移り変わっていき、キメでがっちりハーモニーをはめてきます。純正律かな?ってくらいです
で、ストーリーパートでもミャ~しか言わないネコちゃんが何をしてるかっていうと、、、、勿論歌っております
低音の太~いハスキーボイスでロングトーンにビブラートをかけられると音圧に殺されるんじゃないかとおもいます。リリックさんはたぶん一番歌がうまい。

そんな6人が時に色々な年代の様々な名曲をカバーし、時にクラシック音楽にかわいい物語をつけて歌ったり、勿論オリジナル曲では存分にフックブックローワールドを発揮し私たちに歌を届けてくれます。

にほんごであそぼ(2003~)
nihon_logo.jpgおなじみですね
この番組大人になってみてみても、けっこう難しいです。
狂言や、人形浄瑠璃は言葉の表面の意味をとらえるので精一杯といったところでしょうか。
番組の大部分の内容はちびっこにとっちゃちんぷんかんぷん。でも、歌や踊りを毎日みているとなんとなーく、覚えてしまって、大人になってから「あっ!あれは、こういう意味だったのか、、」と気づく。けして意味まで理解できていなくても、小さいころに子供だましでないホンモノの日本語の豊かな表現に親しんでおくことは後々自分のためになるな~~と見ながら考えてます。

いまはエンディングで鼻濁音のうたをやってます。
皆さん言えますか?なまむき゜なまこ゜めなまたまこ゜・・・


本命の「おかあさんといっしょ」「みいつけた!」は好きすぎて語りたくないのですが、本当に良い番組だと思います。実際ずっと続いていますし。では今回はこのへんで・・・宿題遅れてすみませんでした!
2016/10/01(土) 23:50 未分類 PERMALINK COM(0)

はじめまして。初投稿です。権田と言います。
作品で得た感動を文字に起こすのは苦手なのですが、よろしくお願いします。

わたし、特に2000年初期?あたりのアニメがとても好きなんですが
ギャラクシーエンジェル、serial experiments lain 、妄想代理人、最終兵器彼女、灰羽連盟、
まあ他にもメジャーマイナー、名作が本当に多数存在しますね。

その中でも、最近最終兵器彼女の漫画を読む機会があって、
改めて、なんだかもうあれでした(語彙力)

ということについて、少し語らせていただきます。
名作を語るのはとても恐縮ですが、感想、という形で。

最終兵器彼女(以下、最彼と略します)は、某講義で
セカイ系、終末×少女というジャンルで語られておりましたが、
まあ、なんでもカテゴリーというものが存在してしまいますね。

簡単に言いますと、そういうお話です。
主人公とヒロインの青春の背景に終末があるわけです。

単刀直入に、私はこのお話が本当にものすごく好みです。
(アニメと漫画ではところどころ変わっていますが
どちらもどちらの良さがあり好きです。)
人の感情の繊細なところの、高橋しん先生による表現がものすごく。
心理、感情、心というのは、本当に不思議なもので、本人だけが感じるもので
ほぼ本人にも説明がしきれない、そんなものであると思います。

ゆえに表現も様々です。同時に人たらしめるもの。
動物にも植物にも、心はないようなので・・・科学上・・・

人を好きになる、好きになっていく、恋していく
それは人間にしかできないんですね。

彼女の抱える重たいものと
それを共有するゆえに、救われるものと、背負うもの
私の印象としてはその部分が強かったです。
・・・理解者って大事ですよね。

登場人物みんなそれぞれに視点があるのがよく描かれています。それも見どころ。
人の行為と、それに伴う感情、また恋愛感情との対比
視点によって善悪がまた違って見えたり。(OVA)

ネタバレしたくないからと言って、説明が不足も不足になっていますが
ご了承ください。

「仕方がなかったんです、誰も悪くないんです。」
というセリフが好きです。
すごく悲しいんですけどね。

感動、というものはとても皮肉なものですよね。
登場人物の気持なんか理解しえないのに
本当はボロボロなところを、きれいな部分だけ切り取っていってしまう。
ひとの感動をさそえる、ということはその人物のつらい状況を説明しきれている、ということです
二次元ですが、作者さんも自ら生み出したキャラクター達を残酷な状況下におくのはさぞ苦しいでしょうな・・・

さて、何を言ってることやら。

画はヒロインちせちゃんのデフォルメ童顔でありつつも生々しい胴体とかが見所です。
漫画は表情だったり、色彩だったり、繊細だなあと常に思って読んでおりました。

アニメはアニメで、「原作」ではないですが、時代感が出ていて良いです。ちせちゃんかわいい。
「夢見るために」という曲が、作中の「ラブソング」の役割を果てしていて
ああもうこれがまた

実写映画もあるそうです。CGがよかった。

やっぱりうまくは語れませんでしたが、お粗末様でした。

ぜひみてみてください。

2016/09/29(木) 06:09 未分類 PERMALINK COM(0)
こんにちは、初投稿の小島です。 
文章を綴るのは苦手ですが、精一杯頑張りたいです。 

今回は、読んで面白かったギャグ漫画を紹介をしようと思います。ギャグ漫画なのでネタバレとかはないと思います。
それでは早速。。



①「魁!!クロマティ高校」 著者:野中英次
 
一昔前のヤンキー漫画です。題名の通り高校が舞台となっています。優等生で優男的外見の主人公がひょんなことから、ヤンキーだらけの高校に入学してしまうという内容です。1ページ目からプロレスラーの様なガタイをした、顔の怖いおじさん(高校生)のオンパレードで、画風も劇画チックです。
 
この漫画のおすすめどころは、ヤンキーたちの可愛さです。 
あほらしいことに真面目になって取り組む姿とか、男のプライドとかたてまえの中で四苦八苦している姿が良い。それで主人公ともなんだかんだ友達として仲良くしている姿がほほえましいです。
 
登場人物も、鉛筆食ってたり、有名ロックスターだったり、ゴリラだったりロボットだったりでいろいろおかしいです。もはや人物じゃないですね笑 
個人的には、クロマティ高校の裏番が修学旅行のバスで酔っちゃう話とかおすすめです。
 
実はアニメ化もしていて、オープニングからいい味出てるのでぜひ観てみてください。私もアニメから知りました。 ちょいちょい主人公がヤンキー達よりも頭おかしくなるのが面白いです。



②「B.B.Joker」 著者:にざかな
 
私の大好きなにざとかなさんの二人が連載していたキレッキレの四コマ漫画です。電車の中とか講義中に読みたい漫画代表に位置付けたい。これぞギャグ漫画みたいな大人向け王道四コマです。日常のあらゆるすきをついたギャグが本当に面白いです。疲れたときとか、暇なときに頭空っぽにして読むことをお勧めしたいです。
 
おすすめどころまず一つ目は、絵が美麗なところ、です。絵柄と登場人物だけを見ると少女漫画そのもの。登場人物も美男美女が多くて目の保養です。絵が綺麗で清潔感がある分、ギャグが際立って面白い。ちなみに私は安藤君と美佳ちゃんコンビが大好きです。安藤君の常識外な行動に純粋な乙女的反応をする流れ好きです。安藤君がどのようにして成長してきたのかその過程を知りたい。ほかにも奥さんの言動が不可解な夫婦コンビとか、物事について深く考えすぎて結果残念な美青年とか頼もしい面子がそろってます。
 
おすすめどころ二つ目は、凄いくだらないギャグもあればとんちのきいたオチまで色々な展開を楽しめるところです。にざさんのギャグは読んでて頭を使うというか、国語辞典とかことわざ辞典を読んでいるような錯覚に陥ります笑 現在連載中のヨジゲンという作品もその辺がBBジョーカーよりもさらに洗練されていて面白いです。 



③「HIGH SCORE」 著者:津山ちなみ
 
りぼんでかなり前からずっと連載している漫画です。私が小学生だったときにも掲載されていたのを覚えています。その時はまだ面白さが理解できず、読み飛ばしていました…(笑)高校でなんとなく読んで凄い面白いなあって思いました。 この漫画、単行本の表紙がインパクト大です。おじさんの顔が画面いっぱいいっぱいに描かれています!その表紙からもわかる通り、この漫画の著者津山さんは、りぼんで漫画を掲載してるとは思えないような感性を持ってます。担当さんからストップがかかるくらいホラーネタ、おじさんネタが好きらしいです。たまに出てくるゾンビとか幽霊とかかなり強烈です笑 そういったネタのえぐさもこの漫画が癖になる一因だと思います。
 
内容は、ストーリーというよりも、それぞれのキャラクターのキャラの濃さで漫画が成り立っている感じです。キャラの可愛さと性格の危険度が比例していると思います。超絶美少女で性格は悪魔だったり、オカルト好きだったり、喧嘩が強かったり笑 普通登場人物みんなのキャラが濃かったら逆に話の構成が難しいような気がするのですが、面白いです。新しい話をどんどん読みたくなります。 お気に入りのキャラでこんな話があったらいいなみたいな妄想するのが楽しいです笑 キャラがのびのびしていて、こんな高校生活さぞ楽しいんだろうな~と、読んでいて謎の爽快感があります。 



紹介作品3つとちょっと少なくなってしまいましたが、今回はこれで以上です。後ろ二作品は女性誌に掲載されているものです。因みにHIGH SCOREも5分のショートアニメ化されています。 今回この記事を書いて分かったことは、ギャグ漫画を語るのは難しいということでした。ギャグを解説する苦しさを学びました。それでは。


2016/09/28(水) 16:40 未分類 PERMALINK COM(0)
初めまして。ヒガシバタケ(ウツボ)です。

今回は仮面ライダーについて独断と偏見にまみれた記事を書きたいと思います。

まず、みなさんは「仮面ライダー」と聞いて何を思い浮かべますか?正義のヒーロー?バッタ?変身ベルト?ライダーキック?そもそも仮面ライダーなんて名前しか知らねえよ!という人もいるかもしれません。

知らない人のために説明すると、仮面ライダーのはじまりは1971年に放送がはじまった藤岡弘、さん主演の特撮番組です。この物語には、世界征服を企む悪の秘密結社「ショッカー」が登場します。ショッカーは世界征服のため、拉致してきた優秀な人間に改造手術・洗脳手術を施し、人間に動植物の力を混ぜ合わせた異形の改造人間を造り出します。それが「ショッカー怪人」です。

主人公・本郷猛(演:藤岡弘、)もまた同様に改造手術を受けますが、洗脳される直前に何とか脱出します。かろうじて人間としての心を失うことはなかったものの、その体はもはや人間とは違う異形のものとなってしまいました。それでもショッカーの魔の手から人間の自由を守るため、改造による醜い姿をマスクの下に隠し、本郷猛は「仮面ライダー」となって、改造人間の力をもって同じ改造人間たちと闘い続けることになったのです。(この時の手術で組み込まれたのが脚力に優れたバッタの能力だったため、必殺技としてライダーキックが使われるようになりました)

以上が初代ライダーのあらましですが、ここで描かれたいくつかの要素は後の仮面ライダーシリーズにも受け継がれていくものとなります。(ちなみに現在ライダーシリーズは全33作、登場したライダーは約180人にもなります。想像以上に多い!)

その一つが「仮面ライダーとは改造人間であること」です。仮面ライダーは放送時期によって大きく「昭和ライダー」と「平成ライダー」に分けられますが、この「改造人間」という要素は主に昭和ライダーに見られます。ではなぜ平成ライダーでは改造人間の要素が少なくなったのかというと、技術の発展により昭和の時代にはほぼフィクションだった人工義肢・人工臓器などが現実のものとなっていることが関係していると言われています。

そうした理由から平成ライダーは改造手術ではなく、超自然の力やパワードスーツなどによって「仮面ライダー」としての力を手にしています。ただし、形こそ変われども、「敵から与えられた力」もしくは「敵と同じ力」で闘う(=親殺し、仲間殺し)、という点に関しては基本的に共通しています。

例えば、平成ライダー1作目「仮面ライダークウガ」では、超古代遺跡から復活した戦闘民族グロンギから人々を守るため、主人公・五代雄介(演:オダギリジョー)は戦士クウガとなって戦いますが、グロンギもクウガも太古の隕石に含まれていた霊石/魔石の力によって超人的な力を得ています。

また、平成ライダーには「ダークライダー」と呼ばれる悪の仮面ライダーが登場することもあります(ダークライダーは主人公の2Pカラーのような姿をしていることが多いです)。同じ力・同じ姿を持ちながら人に仇なす者と人を守るもの、そこには「力は使う者次第であること」「大切なのは人の心を持ち続けること」というテーマがあるように感じます。


そして、もう一つの仮面ライダーの要素として「自由と平和のために闘う」というものがあります。特撮ヒーローというと、正義の味方だと考える人も多いと思いますが、初代ライダーのナレーションからして「仮面ライダーは人間の自由のためにショッカーと闘う」と言っています。ではなぜ仮面ライダーは正義のためではなく自由と平和のために闘うのでしょうか?

それは正義というものが絶対的なものではないからです。かのナチスですら正義を謳っていました(ちなみにショッカーはナチスの残党という設定です)。正義という言葉は人の目を曇らせます。どんなに人の道から外れた行いをしても、正義という言葉が免罪符になってしまいます。(平成ライダー12作目「仮面ライダーOOO(オーズ)」でも「正義のためなら人間はどこまでも残酷になれる」という台詞があります)。

どれだけ崇高なお題目を掲げていても、「悪」とは人間の自由を脅かすもの、平和を打ち崩すもののことであるというのが、仮面ライダーシリーズの考えです。ライダーは、異形の肉体に成り果てても、どれだけ巨大な力を手に入れても、心だけは人のままであらなければならない。ヒーローではなく、「人」として、自由と平和のために闘うこと、それは画面の向こう側だけの話ではなく、視聴者にも同じことを訴えかけているのではないでしょうか。


前にも書きましたが、現在仮面ライダーは約180人以上います。改造人間ではないもの、変身ベルトを使わないもの、バイクに乗らないもの、多種多様なライダーがいて、その全てに共通する定義を見つけることは非常に難しいです(身も蓋もないことを言えば、公式が仮面ライダーといえばそれが全てなのですが)。

個人的には、「仮面ライダー」とは名であると同時に、生き方であると思います。人知を超えた力を手にして、その力を如何に使うのか、その在り方そのものが「仮面ライダー」なのだということです。とはいえこれは私個人の考えです。みなさんにもライダーシリーズを見て、それぞれの考えを持ってほしいと願っています。

まだまだ書きたいことがたくさんありますが、このあたりで一旦終わりにしたいとおもいます。


ヒガシバタケ(ウツボ)
2016/09/25(日) 12:23 未分類 PERMALINK COM(0)
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